産後のママさんにたいせつ骨盤底筋群とは

当院が産後矯正でアプローチする骨盤底筋群とその機能について御説明させてください。

骨盤のもっとも下部で、ハンモックのように内臓を支える働きをするのが骨盤底筋群です。

骨盤底筋は4つの筋肉から構成される深層筋肉の総称で、骨盤底筋を含めたこれらの筋肉を総称してインナーユニットと呼びます。

インナーユニットとは、横隔膜・多裂筋・腹横筋・骨盤底筋群の4つの深層筋の総称のことです。 この4つの筋肉が連動することで、姿勢や動作などを安定させる役割があります。

インナーユニットは「天然のコルセット」とも呼ばれているため、鍛えることで美しく引き締まったメリハリボディをつくれるのです。

骨盤底筋には内臓を支えるだけではなく、多くの機能があることが分かっています。

姿勢の安定化

胴体の内部にある腹横筋といわれるお腹の筋肉と連動しインナーユニットの一つとして、ここがうまく機能することで姿勢の安定化に寄与します。

呼吸と連動

インナーユニットは呼吸と密接に関係しており、息を吸ったり吐いたりする際に恊働しています。骨盤底筋の働きが良くなると、呼吸が深くなります。

排尿・排便に関係

膀胱や直腸の筋肉と骨盤底筋が連携して、排泄が行われます。骨盤底筋がよく動くと、スムーズな排泄に繋がると考えられます。

骨盤底筋群がうまく働かなくなると?

骨盤の歪みと姿勢のくずれ

姿勢

骨盤の歪みは女性ホルモン作用や日常での姿勢不良によりゆがんだ状態で固まっているケースが多くあります。骨盤周りの筋肉と骨盤底筋は密接に関係しています。

また骨盤が正常位置にないことで脊柱も影響をうけ猫背などの姿勢をつくる原因にもなります。

尿もれ

尿もれ

くしゃみなどで瞬間的にお腹に圧力がかかる場合に尿をキープすることができないで尿漏れになるケースと加齢に伴い尿をコントロールすることが難しくなり尿漏れを起こりやすくなるケースの2つが主な尿漏れパターンですが、どちらも骨盤底筋群が関与しています。

お腹のたるみ

お腹のたるみ

お腹を引き締めるインナーユニットと骨盤底筋群は連携しています。

骨盤底筋群の動きが悪くなると腹横筋の働きも弱くなりお腹を凹ませた状態をキープすることが難しくなります。

産後ママさんのための自分で出来る
骨盤底筋群エクササイズ

ケーゲル体操

STEP1

まずは仰向けで膝を立てて寝てください。この時、骨盤底筋に意識を集中させてください。

STEP2

尿道・お尻の穴をギュッと閉めて5~10秒キープしてください。

STEP3

ゆっくり力を抜いて30秒休憩したあとに再びギュッと閉めてください。

「10秒キープ」と「休憩」を1セットとして10セット繰り返します。
これを朝昼晩の3回行いましょう。尿道などを閉める感覚が分かりにくい場合は尿を途中でとめてみる感覚で行ってください。

ポイント

周囲の筋肉の力を利用せず骨盤底の筋肉のみで運動し反動をつけずゆっくり動かし身体の中に引き込むように行ってください。

まずは正しいフォームを身につけて頂くことが大切なのですが上記の運動になれてきたらケーゲル体操を家事をしながらなどの日常生活にとりいれてみてください。

高橋ひろゆき整骨院では
国家資格保持者のオーダーメイド施術で
産後の骨盤矯正などの骨格系と産後に低下してしまった筋肉などの
軟部組織両方にアプローチすることで
根本的改善を目指します!!

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