2〜5歳に多い!子供の肘の脱臼
【肘内障とは⁇】
こんにちは、「高橋ひろゆき整骨院」の高橋です。
当院では産後骨盤矯正でお越しいただいたママさん達から、お子様の怪我や姿勢のことなので相談をしていただくことも珍しくありません。
これに関して大切な御子様のことを高橋に御相談いただき感謝しております。
今日は我が家の長女も経験積みの子供の肘の脱臼『肘内障』について説明させてください♪
こちら、2〜5歳の御子様に多く発生頻度としては他の脱臼に比べると非常に高いです。
ただ、整復(関節をもどす)をしっかりしてあげるとすぐに自由に動かせるようになり特に特別な固定も必要とせずしっかりとアフターフォローしてあげれば癖になることも無いので御安心ください✨
肘内障は橈骨という骨が肘の部分で骨や関節を支えてバンドの役割を果たしている輪状靭帯をいう靭帯から橈骨の頭の部分がズレている状態をいいます。
正確にいうと肘内障は完全にハズレいる訳ではないので亜脱臼という分類になるのですが、治療に整復(関節をもどす)を必要とするため脱臼という扱いになります。
【肘内障の特徴】
肘内障の特徴としては…
・子供が肘まわりを支えながら肩〜手を動かさなくなった
・明らかにいつもと違う泣き方で痛がっている
・腕全体を内側に向けたまま動かそうとしない
・肘まわりの腫れがない
(ある場合は骨折を疑います)
などが代表される症状です。
また発生原因として多いのはママやパパが御子様の手を引いた時の牽引力で、関節が外れてしまうパターンがダントツです!
我が家も買い物途中で妻が長女の手をひいた時に抜けてしまいました💦
…この時は自身もいたのですぐに脱臼整復を行い、その後は再発もせず経過良好です!
またしっかり整復されれば痛みも無くなり固定も必要とせず、しばらく腕を引っ張るようなことをしなければOKです!
当日は我が家もそのまま買い物を楽しんでおります♪
肘内障はレントゲン検査を行うこともありますが肘内障自体はレントゲン上に異常な所見はありません。
また患部に腫れがなく、問診と診察から骨折などが完全に否定されれば、病院でもレントゲン撮影は行わずに整復操作をただちに行うことも多くあります。
やはり早い段階での整復処置が大切になってきますので、大切なお子様に肘内障が発症した場合はかかりつけ医や頼りになる先生にすぐに伝えるのがベストだと思います!
自身も育児中ということもあり当院では産後骨盤のこと以外でも、いろいろお話を聞かせていただけることがあります✨
今回は「子供の肘の脱臼」の話になりましたが、大切な御子様の成長を守るための参考にしていただければ光栄です。
高橋広幸